奥田シェフの強運の秘密
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県で下から18番目の成績の男が、「天才シェフ」と呼ばれるようになるまで。
奥田シェフの強運の秘密を初公開！
どうすれば運はよくなるの？
運を運んできてくれるのは誰？
運がめぐってくるサイクルは？
風水心理カウンセラー、谷口令の実践アドバイス付き。
運をよくするには、レシピが必要です。
それを使えば、誰でも強運になれます。
応用することで、どんどんツキがやってきます。
ーーーー奥田政行
奥田シェフの考えと行動は、
まさに理に叶っています。
人生も運も、動かす力は自分の中にあるのです。
ーーーー谷口令
＜はじめに＞
運のはじまりは、レシピがなければつかめない ーーーー奥田政行
どうして料理人の私が、「運」の本を書くことになったのか。
きっかけは、昔から知り合いでしばらく会っていなかった、
谷口令さんとの久しぶりの会話でした。
これまで私が実践してきた「運をよくする考え方」と、
運の専門家ともいえる谷口さんの考え方が、まるで似ていて驚いたんです。
どの角度から話しても、最終的な考えは一緒。これは面白い!
もっと多くの人に伝えて幸せな人を増やしたい、という話になりました。
コロナが終わるいま、みんなが求めていることだから、すぐに形にしましょう。
こう思ってすぐに動くことは、「運の方程式」にかなっています。
料理は、なんとなく作っておいしくなるものではありません。
偶発的に面白い料理が出来あがってしまうことがあるかもしれませんが、
それを再現し続けるには、しっかりとした基本レシピが必要です。
運もこれと同じで、レシピがあれば、誰でもある程度は強運になることができます。
そのレシピを応用していけば、どんどんツキがやってきます。
今回はじめてこのことについて語ってみることにしました。
どの方法も決して難しくありません。
皆さんも運の良さを再現できると思います。
レシピは、楽譜のようなものです。最初は音符どおりに弾きますが、
やがてそれはその人だけの弾き方になり、アレンジもできるようになります。
「運のレシピ」を味方に付ければ、人生は劇的に変わります。
180度くらい余裕で変わっちゃいます。
学生時代はまったく勉強ができなくて、いわゆる不良の悪ガキだった私。
しかも21歳の ときには父がだまされて1億3000万円の借金を背負い、
奥田家は金融機関でブラックリスト入り。
そんな人生どん底だった自分が、大学で客員教授を務めたり、文化庁から表彰されたり、
ローマ法王やダライ・ラマ14世、平成天皇陛下にまで会えたのです。
今ではまるっきりの別人です。
昔の私を知っている人から見たら、まるで魂が入れ替わったかのような別の生き方です。
だから、「自分なんて……」と思っている人にこそ、この運のレシピを知っていただきたい。
人生は変えられる。運はもっとよくしていけます。
どうすれば運はよくなるの？
運を運んできてくれるのは誰？
運がめぐってくるサイクルは？
長年、私が検証し続けてきたレシピに対して、
今回は、なんと谷口さんによる専門的な見解を書き加えていただき、
すばらしいレシピが完成しました。
人生をよりよくするスパイスとして、
皆さんの日常に取り入れていただけると、うれしいです。
第1章 食材選び
奥田政行&谷口令
運が動き出すときには、必ず一定の法則がある。
好きな仕事で成功するには
「時間」を操れば現実が動く
運がいいことが起きる前兆とは
怒りをコントロールする秘策
簡単な人は結果を出すのが早い
相手に見返りを求めない
運が良くなる決定的な法則
憎しみは、つのればつのるほど孤独になる
こだわりとプライドが成長をとめる
言葉ではわからない感情を読む
頼まれたことは120点で返す
運は年上の人が持ってくる
部下がみるみる育つマネジメントのコツ
人は、役に立ちたいと思って生まれてくる
「神道」から学んだこと
第2章 下ごしらえ
奥田政行
人生のさまざまな場面で体得した、運の開き方。
料理人の家に生まれて
タイプの違う二人のシェフとの出会い
私がイタリアンを選んだ理由
県で下から18番目の成績だった私
会いたい人に会える方法
どんな願いも叶える100と300の法則
歴史に学ぶ、不安な時代の生き方
鉄は熱いうちに打てば物質化する
料理で会話は変えられる
固定観念を崩して先に進む
天才はみんな「型」を破って成功している
今は「レッツ」の時代
「好き」と愛の違い。男と女の違い
願いを叶えるマインドマップを書く
説得でなく納得させる
失敗したら笑ってみる
仕事は完璧にできないほうがいい
運がいいとはどういうことか
運がいい人が察知していること
比較する人はチンパンジーと同レベル
醜い感情は歌に乗せて処理する
人の幸せを自分ごとのように喜ぶ
過去だけでなく「今」のその人を見る
いい映画は終わった後が肝心
不完全なものがいい理由
スターとヒーローの違い
第3章 調理
谷口令
奥田シェフの実践を、専門家の立場から見る。
運をつかむワクワク虫を育てる
自分の得意分野に運は潜んでいる
ネガティブな思い込みを捨てるには
思考も風水もオシャレもシンプルが一番
運がよくなるプロフィール写真を撮る
見えない下準備にいかに取り組めるか
必要なものしか入ってこない法則
夢を叶える計画の立て方
環境を変えると運が開く理由
言葉で運をコントロールする
会いたい人や必要な情報に出会うには
ピンチに備えて徳の積み立てをする
一生勉強! 古希からの学び
今生の努力は来世につながる
娘とのいい関係
最初の結婚から学んだこと
関わる人の選び方
理想に近づくイメージトレーニング
夢なきものに成功はなし
運をつくるおすすめの本
おわりに
運のレシピを作り上げるのは、あなた自身 ーーーー谷口 令
奥田政行(おくだ・まさゆき)
1969年、山形県鶴岡市生まれ。亡き父は和食の料理人で、新 潟県と山形県の県境でドライブインを経営し大繁盛。その厨 房と店の前の海が遊び場で、多くの食材や海の生物に触れて 育つ。高校卒業後、東京での修業を経て料理人となり、いく つかの店で料理長を経験したのち、2000年に山形県鶴岡市に 「アル・ケッチァーノ」を開店、オーナーシェフとなる。地元 の在来作物をはじめとする個性豊かな食材を主役にした料 理が評判を呼び、日本全国から客の訪れる人気店となる。 2004年には山形県より「食の都庄内」親善大使に任命され、 庄内地方の食材のアピールに努める。2009年、東京・銀座の 山形県アンテナショップの2階に「ヤマガタ サンダンデロ」 をオープン。2010年、第一回辻静雄食文化賞受賞。2012年、 山形県産業賞受賞、2015年、鶴岡市市井功労賞受賞。2020年、 文化庁長官表彰。2023年、ゴ・エ・ミヨ テロワール賞受賞な ど、受賞多数。味には法則があることを発見し、味の構築の しかたを体系化した独自の料理理論を、講演や料理学会など で公開。『食べもの時鑑』(フレーベル館)で、グルマン世界 料理本大賞2017Best Culinary Heritage Book部門でグラン プリ受賞。『ゆで論』で、グルマン世界料理本大賞2022 Single Subject部門でグランプリ受賞。『日本再生のレシピ』
(共同通信)ほか、著書多数。
谷口 令(たにぐち・れい)
兵庫県生まれ。学習院女子短期大学卒業後、東京海上火災保 険、IBM 、レナウン、第一生命保険などで働くかたわら、20 代の頃より風水気学の大家・宮田武明(氏は不要)のもとで 修行を積む。方位学、家相学、移転学、環境学象意学、命名 学、筆跡学、観相・人相学など研鑽を重ねて、心理学をプラ スした独自のメソッドを考案。1990年に風水・気学コンサル タントとして独立。以降、第一線で活躍し、カウンセリングや コンサルティングなど国内外に3万人以上のクライアントを 持つ。2010年にプロの風水心理カウンセラーを育てる風水心 理カウンセリング協会を設立し、さまざまな講座を開講。卒 業生は3000人を超え、プロとして活動する認定校は世界中で 110名を超える(2023年1月現在)。2017年に、大阪府・七宝 瀧寺で得度。2018年、島根県・出雲大社での修行を修了し、 神官資格を取得。出版プロデューサーとしても活躍、2023年、 自身の出版社「あまつかみ書房」を設立。著書に、『パワーチ ャージ風水』(講談社)、『シンクロですべての幸せが叶う』 (KADOKAWA)、『谷口令の風水 BOOK』(主婦の友社)、『開運大全』(ダイヤモンド社)などがある。
